
カブでもありません(笑)
■粉砕ビートパルプ


皆さんは「ビート」という野菜を聞いたり見たりしたことがあるでしょうか?
別名を「甜菜(てんさい)」「砂糖大根」などとも呼ぶ野菜で、その名前の通り砂糖の原料になっている野菜です。
砂糖の原料というとサトウキビが有名ですが、実は日本で生産されている砂糖の約7割がこのビートを原料としてつくられているそうです。
北海道で作られたビートから砂糖分を搾り取った「搾りかす」がこちらのビートパルプで、適度な甘さが残っている為にハムスターなどの草食動物系小動物のおやつとして喜ばれます。
(乾燥させているので水分を含むと2〜3倍に膨張します。上げすぎには注意!)
消化性の良い繊維が豊富でエネルギー含量も比較的高く、バランスのとれたおやつフードです。
ちなみに北海道を中心に栽培されているビートですが、私が学生時代まで住んでいた街にもビート畑や砂糖工場があり、よくその近くを通ったりもしていましたし、小学生の頃には社会科見学で工場を訪れた事もあるのですが…
ビートから砂糖を取るためにはこのビートを煮詰めて糖分を取り出すそうで、この煮詰める作業と言うのが当時は結構なニオイを伴い、車に乗っていても分かるほどのものでした(^^;
学校もこの工場の近くだったので、工場が稼動しているときはかなりきつかった覚えがあります。(見学で行った工場の中ももちろん…中で働いている人は本当にすごいなぁと子供ながらに思いました^^;)
最近は技術が向上したのか、それとも煙突に何かの処理をしたのか、近くを通っても全くニオイはしなくなりました。
もちろんニオイが無いのはいいことなんですが、20年くらい付き合ってきたニオイなのでなんとなく寂しいような気もしました(笑)