
捕まってる様にも見えてしまいますが…(苦笑)
■楊(ツゲ)木を使用した高級手彫り根付 タヌキを捕まえたネズミ


「根付(ねづけ)」とは、江戸時代に煙草入れや印籠などを紐で帯から吊るして持ち歩く際に使われた留め具。
今で言う携帯ストラップのようなもので、様々なデザインの物があります。
画像の根付は黄楊(ツゲ)の木を利用した手彫りの品で、ネズミがタヌキを捕まえた、という何ともシュールなデザイン。
「やってやった!!」というような自慢げなネズミと、「えっ!?」というようなタヌキのそれぞれの表情がとてもユニークです。
それにしてもどうしてタヌキとネズミなんでしょうね?
タヌキとネズミの出てくる昔話というと、奈良県の民話に「十二支の動物とタヌキの戦い」というのが有るようですが…
この根付けのデザインとはちょっと違う話っぽいですね(^^;