
当時(1999年頃)バンダイはこの「papipuペット」というブランド名でペット事業にも進出しようとしていたようです。
しかし、反応があまり良くなかったようで結果としてマルカンにパピプペットケージを引き継いで、バンダイはペット業界から撤退しました(^^;
ハム太郎のアニメ放送が2000年からなので、ちょっと時期が早すぎたのかも知れませんね。
この「papipuペット」ブランドはその他のメディアミックス化も狙っていたようで、当時の小学館系子供雑誌には「papipuペット」の名前のついた連載がいくつか掲載されていたようです。
まずはこちら。
■PaPiPuペットストリート ペットと暮らそう!
「小学六年生」で連載されていたマンガに記事を追加したものだそうです。
表紙にはこのパピプペットシリーズのキャラクター、ハムスターの「ブルー」が登場しています。
このブルーという名前のハムスターは不思議な力を持っているようで、そのあたりを描いたマンガがこちら。
■PaPiPuペットベストフレンドストーリー(1)
←こちらは2巻
ブルーは飼い主の男の子(主人公)がパソコンで「絶滅危機動物ファイル」を見ているときにコードをかじってしまい、そのショックで体の色が青く、額には星のようなマークが浮かび上がってしまうそうですΣ(゚口゚;
…なんだか某猫型ロボット

そんなブルーの特殊能力「体に触れていると、テレパシーで動物の声が聞こえる」というものを使って主人公とブルーが大活躍、ご近所のトラブル解決から果ては悪魔との対決までやってしまう、というとても壮大なストーリーが、なんと2冊の単行本に凝縮されています(笑)
絵を描いているのはポケモンカードなどでもイラストを描かれている姫野かげまるさん。大変かわいらしい絵なので、コレを見るというだけでも手に取る価値はあるかも!?
ちなみにハムスターケージとしてのパピプペットは一般のお店ではほとんど見かけなくなってしまいました(ごくまれにホームセンターやおもちゃ屋さんの片隅でホコリをかぶってたりします)が、ヤフオクなどでは定期的に出品があるようです。
「中古でもかまわない」という方はのぞいてみてはいかがでしょうか?